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『ファン・ウンド潜伏記』 -朴璟琅 同行の新たな旅路- 韓国再演(ソウル) 報告
9/2 日韓合同稽古2日目 8時40分に宿舎を出発。10時前に稽古場(ヨンドンポハジャセンター)に到着し、 幕吊り開始。態変の稽古に幕は欠かせない。態変の芸術にとって裏と表、陰と陽の世界を隔てる幕は、概念としても、実際の舞台裏の黒子にとっても重要である。 しかし今回、ハジャ黒子にとって幕扱いが全く取れていない。幕があるのとないのでは感覚が全く違い、不安要素は大きいが稽古場の構造上幕が吊れていないのだ。なんとかこの日も幕を吊る算段をとるが、時間も足りず、幕を吊る事が出来なかった。 10時半にエキストラが集合し全体の日程説明をする。エキストラの演技と活躍が3月公演では高く評価され、これは素晴らしい事なのだ、誇りに思って欲しい。と伝える。そして、今回の大きな目玉である、ラストシーンの行程稽古を始める。 11時半に演出が到着。ラストシーンの稽古付け開始。エキストラの目の色が変わる。日本で想定していた以上に、荘厳なラストの行程付けが出来た。エキストラの力強さも、楽しさも想像以上である。 態変の役者の繊細な演技と完成度、エキストラの力強い生命力が自然な整合性を持ち調和のとれた作品に仕上がるのを待つのみとなった。 お昼休憩をはさみ、15時に朴璟琅先生到着。十分すぎるほどのボリュームのお菓子の差し入れをしてくださる。エキストラ、黒子とともに、美味しくいただく。韓国プロジェクト通しての計11回の渡韓は、常に慌ただしく過ぎていき、ゆっくりエキストラ、黒子とおやつをいただく機会は数回しかなかった。残念である。十分な休憩とのどかな時間がより良い作品を作る事につながると確信し、稽古再開。 朴先生が出演するマダンの抜き取りをする。ソゴ(小太鼓)をエキストラに持たせお囃子をたてるという楽しく粋な計らいに、場の空気は一気に和む。流石である。いかに場の空気を引き付け良いものにするかという事は芸術家の性なのだろうか。 その後エキストラ、役者含めての稽古は無事終了し、4日の通し稽古、実質ゲネプロの合同稽古最終日を待つのみとなった。 最後に黒子の抜き取り稽古をする。本作品ではお馴染みの風景布のシーンである。このシーン、観客に見せられる仕上がりにする為にかなりの稽古を必要とする。黒子のエッセンスが凝縮されたシーンである。この日の稽古により、プロローグのシーンは期待できるものとなった。明日は音楽づくりの打ち合わせである。どんな音楽が出来るのか楽しみである。 劇団態変制作部 金里馬 #
by korea-2010
| 2011-09-03 11:07
| 共に実現する会 news
黒子の犬山です!今日からいよいよ韓日合同稽古が始まりました!演出家金さん、日本役者、韓国役者、日本黒子、韓国黒子がほぼ揃った日です!
一発目の大事な合同稽古…。稽古一日目は朝から涙の連続でした。日本役者福森さんの車椅子を押しながら、涙が止まらなかった理由は人の温かさでした。韓国にはついこの間まで、3週間の語学研修に行っていました。韓国の地下鉄には乗り慣れている方なのですが、車椅子を押しながら地下鉄で移動するのは今日が初めてでした。あまりにも普通に歩いていた階段やエレベーターだったので、なかなか進むことが出来ないこのもどかしさは初めてでした。エレベーターが無いところで、健常者の人手が足りず、助けの声を求めたりもしました。もちろん通り過ぎる人もいれば、立ち止まってくれる人もいたり。掃除のおばちゃんが、手を貸してくれたり。電車に乗るときに、車椅子の後輪がなかなか上げられず、電車の中の人が手を貸してくれたり。人のちょっとした温かさに、こんなにも目頭が熱くなるものかと、自分でもびっくりしました!気が付けば泣きながら車椅子を押して、小山さんにもびっくりされる始末です(笑) さて、ハジャセンターに到着しました!ジンソクさんが一番乗り!わたしは初めて韓国役者さんにご対面です。アンニョンハセヨと挨拶を、そして、小泉さんの通訳をしました。まだまだ未熟な私の韓国語で、言葉を理解してもらい、そしてジンソクさんの言葉を理解し、そのコミュニケーションが私は楽しくて嬉しかったです。 そして続々と韓国役者、韓国 黒子、スタッフさんたちが集まりました。掃除、道具出しから始まっていくのですが、ここで反省点!もっと自分から何をすればいいのかを考えなければ。あの人は何も分からないから聞いても仕方がない、そう思わさせない為にも、もっと日本黒子の自覚を持って、新人だからって甘えてられない!!しっかり覚えていくこと! いよいよ稽古開始です。一連の動きを完全に覚えるためにも、私にとっても目を離せない稽古です。そして私の涙涙の稽古が始まります。野に遊ぶ童、私の大好きなシーンです。特に人の上に人が転がるところが私は好きで、音楽と表情と動きが合い過ぎて、目頭が熱くなります。そして練習中、上手側でひそかに感動して、号泣していました(笑)韓国役者のチャンウさんが楽しそうな表情で、その表情が心にグッときました。もうひとつ、泣かされた演技といえば、上月さんがまゆを舐め回すシーン!今日もあのシーンで泣かされました!!福森さんに言ったら、え、なんであのシーンで泣くん!みたいな反応でしたが…(笑) 今日改めて今すごい現場に自分がいるんだと実感しました。大好きな韓国の地で、韓国語で役者と黒子とコミュニケーションを取って、そのやり取りが楽しいです。一緒に何かを作るというのはそれだけでも難しいことなのですが、言葉を通じさせるのにも一苦労をかけながら、一緒に何かを作るということはより一倍大変なことで…。だからこそ、通じれば楽しい!出来上がったときの喜びというのは何にも変えれないもので。これが最後全て出来上がったときの達成感ってどんなものなのか考えるだけで、うずうずします!!本当にここに来れて良かった!!!今日は心からそう実感しました。この場に一緒にいれることが嬉しいです。 犬山美菜子 #
by korea-2010
| 2011-09-02 19:08
9/1稽古報告
稽古続報! 合同稽古が始まりました。 前日の稽古会議で、1・2日の稽古で作品を前半と後半に分けて、頭から出来る所までやるという目標を立てて臨んだ稽古でした。 稽古の出だしはゆっくりと時間をかけて始まりましたが、一度稽古が回り出すと、スムーズに進み、当初の目標より良く、止めながらですが後半のシーンである"減刑嘆願書"まで通すことが出来ました。 エキストラ、黒子共に随所に良い動きが出ていました。 明日、4日と劇場入りする前の事前稽古が続きます。新人エキストラの新鮮な演技、韓国の黒子達が3月公演を経た韓国黒子達の逞しい動き、そして今回全編にわたる生演奏、様々な要素が絡み合い『ファン・ウンド潜伏記』がまた新しい作品として生まれ変わっていることを感じています。公演直前で腰を据えて作品を熟成させることが出来るとても贅沢な時間を、最大限使い、この新しい『ファン・ウンド潜伏記』の誕生を向かえつつあります。 貴田 #
by korea-2010
| 2011-09-02 02:45
2011年8月31日5時50分、関空を発ちソウルへ→
夕陽に向かって飛ぶ! 丸い雲、平たい雲、直線の雲、ひとつとして同じ形のくもはない...いろんな形の雲が夕陽に照らされて、刻々と変化していく...それはまるで舞台で、照明効果の明暗と立体を際立たされた態変の固有の身体群のように美しい! 楠本哲郎 #
by korea-2010
| 2011-09-02 01:47
いよいよ、日本からの本隊がソウルに向けて出発します。
どうかこれから、渡韓後も さらに態変を待ち受ける数々の困難・アクシデントを踏み越えて、公演やりきって下さい! それだは、字面だけですが、渡韓メンバー・スタッフ全員に、成功祈願の火打ち石!! (キンジス・ハーン) *この書込みは、2011-08-31 14:34 にキンジス・ハーンさんによって「劇団態変製作日誌」に書込みされたものを本人の意向もあり、こちらに移させていただきました。(井上) #
by korea-2010
| 2011-09-01 11:58
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